復職初日。
私は、自分が思っていた以上に体力を失っていることを実感しました。
会社へ行くだけで疲れる。
少し動くだけで疲れる。
そして、自分だけが取り残されているような感覚もありました。
正直なところ、
この状態で毎日出社するのは難しいと思いました。
幸いだったのは、当時の会社が在宅勤務中心だったことです。
コロナ禍を経て、多くの社員が在宅勤務で働いていました。
私だけが特別扱いされていたわけではありません。
それが当たり前の環境だったのです。
これは本当に助かりました。
通勤がありません。
満員電車もありません。
会社へ着くまでに体力を使い果たすこともありません。
もちろん仕事は仕事です。
家にいるから楽というわけではありません。
それでも、当時の私には大きな違いでした。
もし毎日出社しなければならなかったら。
そう考えることがあります。
きっと今よりずっと苦しかったと思います。
病気になって初めて気付きました。
働くということは、
仕事そのものだけではありません。
会社へ行くこと。
通勤すること。
長時間座ること。
そういうことも含めて働くということなのだと。
病気になる前の私は、そんなこと考えたこともありませんでした。
会社へ行けることが当たり前だったからです。
在宅勤務は、私にとって特別な制度ではありませんでした。
ただ、働き続けるために必要な環境でした。
そしてその環境があったからこそ、私は仕事を続けることができたのだと思います。

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