毎日の傷口の洗浄に加えて、
もう一つ治療が始まりました。
VAC療法
(陰圧閉鎖療法)です。
傷口に専用の器具を取り付け、
機械で吸引しながら、
傷が治るのを助ける治療だと説明を受けました。
詳しい仕組みは分かりませんでした。
でも、
「傷を治すために必要な治療なんだ。」
ということだけは理解していました。
手術が終わって、
ようやく退院できたと思ったのに、
また機械と一緒の生活です。
正直、
少し気持ちが沈みました。
「またか。」
そんな思いが頭をよぎりました。
もちろん、
治るためには必要な治療です。
だから嫌だとは思いませんでした。
でも、
病気になる前には想像もしなかった生活が、
まだ続いている。
そんな現実を、
改めて感じていました。

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