2026-06

人生、再起動中。

「身体障害者です」と言うのが苦手だった

障害者手帳を取得してから、タクシー補助を利用するようになりました。私の住んでいる区では、身体障害者に対してタクシー利用の補助がありました。私もその制度を利用していました。制度そのものは、とてもありがたいものでした。体力が落ちていた私にとって...
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障害者になって初めて知ったこと

障害者手帳を受け取った頃の私は、利用できる制度についてほとんど知りませんでした。正直なところ、調べようとも思っていませんでした。病気になったことを受け入れるだけで精一杯でした。退院したとはいえ、体力も戻っていません。まずは普通の生活に戻るこ...
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「障害者です」と言われた日

退院が近づいた頃だったと思います。病室に病院の職員の方が来ました。退院後の生活や利用できる制度について説明してくれる担当の方でした。その方から、こんな説明を受けました。「人工弁に置換されていますので、障害者手帳の対象になります。」そんな内容...
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退院したのに、体は元に戻っていなかった

退院した頃の私は、「少しずつ元の生活に戻れるだろう」と思っていました。もちろん病気になる前と全く同じとは考えていません。それでも、もっと普通に動けると思っていました。ところが現実は違いました。電車に乗るだけで疲れるのです。駅に着き、電車を降...
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ヘルプマークを付けることに、少し抵抗があった

退院してから、電車に乗るのが本当に大変でした。特に駅に着いて降りた瞬間。必ずと言っていいほど立ちくらみを起こしました。だから座っていたい。本当にそう思っていました。そんな時、ヘルプマークというものを知りました。配布場所を調べてもらい、受け取...
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退院したら、元の生活に戻れると思っていた

退院の日は、うれしかった。もちろん不安もありました。でも、それ以上に、「やっと家に帰れる。」そんな気持ちだったと思います。病院を出れば、少しずつ元の生活に戻っていく。体力も戻る。仕事もできるようになる。以前と同じ毎日が待っている。私は、どこ...
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点滴スタンドと一緒に歩く日々

病気になる前、「トイレへ行く」という行為を意識したことはありませんでした。行きたくなったら歩いて行く。それだけです。当たり前すぎて、考えたこともありませんでした。一般病棟へ移っても、私はまだ自由の身ではありませんでした。体には、浸潤液を抜く...
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当たり前だったことが、当たり前ではなくなった

一般病棟へ移ってから、一番感じたことがあります。それは、「自分でやらなければならないことが増えた」ということでした。ACUでは、看護師さんが常に近くにいてくれました。何かあればすぐ来てくれる。自分は治療を受けることだけ考えていればよかったよ...
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50歳の私は、病棟では若手だった

50歳で倒れた私は、自分のことを十分おっさんだと思っていました。会社でも若手ではありません。体力だって20代とは比べものになりません。だから、自分が「若い」と感じる場面など、もうありませんでした。手術を終え、ACUで少しずつ意識がはっきりし...
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もう一度胸を開きます

「血腫があります。」そして医師は続けました。「もう一度手術をします。」正直、その時の詳しい会話は覚えていません。でも、「もう一度胸を開く」ということだけは理解しました。頭の中は真っ白でした。やっとリハビリが始まりました。立つことも難しかった...