「人生、再起動中。」初めての方へ|大病・復職・休職を経た50代の記録

体験まとめ

はじめまして。

このブログを書いている私は、

50代の会社員です。


50歳の時、

急性大動脈解離 Stanford Aで突然倒れ、

緊急手術を受けました。

その手術で人工弁が入り、

身体障害者手帳1級の交付を受けました。


その後、

一度は仕事へ復職しましたが、

大動脈瘤のため再び大きな手術を受けました。


手術後には創部感染を起こし、

傷口を開いて、

VAC療法と呼ばれる陰圧閉鎖療法も受けました。


治療を終え、

約1年間の休職を経て、

再び会社へ復職しました。


しかし、

復職して数か月が過ぎた頃から、

仕事への不安が少しずつ強くなりました。


確認しても安心できない。

間違えることが怖い。

集中できない。

眠れない。


最初は、

心臓や大動脈の病気が原因だと思っていました。


その後、

メンタルクリニックを受診し、

診断書を会社へ提出して、

もう一度仕事を休むことになりました。


このブログでは、

大きな病気をしてから現在までに経験したことを、

一話ずつ書いています。


初めて訪れた方は、

気になるテーマから読んでください。


急性大動脈解離で倒れてから退院するまで

私は50歳の時、

自宅で突然倒れました。


最初に感じたのは、

激しい痛みではなく、

「なんか変だ」

という感覚でした。


立とうとしても立てず、

妻のいる部屋へ向かおうとしたところで、

私の記憶は途切れています。


救急搬送され、

急性大動脈解離 Stanford Aと診断されました。

そのまま緊急手術を受け、

人工弁が入りました。


術後は、

医療機器の音に囲まれながら過ごし、

少しずつ歩く練習をしました。


点滴スタンドにつかまりながら歩き、

自分でトイレへ行けたことを、

うれしいと感じました。


倒れてから緊急手術を受け、

退院するまでの流れは、

急性大動脈解離で緊急手術を受けてから退院するまで|50歳の体験記

にまとめています。


人工弁と身体障害者手帳

急性大動脈解離の手術で人工弁が入り、

私は心臓機能障害による、

身体障害者手帳1級の交付を受けました。


ただ、

手帳を受け取ったからといって、

すぐに自分が身体障害者になったことを、

受け入れられたわけではありません。


私は外見だけを見れば、

身体に障害があるようには見えないと思います。


普通に立ち、

普通に歩いているように見えます。


そのため、

ヘルプマークを見える場所に出すことや、

障害者向けの制度を利用することに、

抵抗を感じることもありました。


現在は、

公共交通機関の制度、

ガソリン代の助成、

自動車税の減免、

高速道路料金や駐車場の割引などを利用しています。


身体障害者手帳を持つことになった経緯と、

実際に利用している制度については、

人工弁で身体障害者手帳1級に|申請後に利用した制度と感じたこと

にまとめています。


大動脈瘤の再手術と創部感染

最初の緊急手術ですべての治療が終わったわけではありませんでした。


その後、

上行大動脈と下行大動脈の大動脈瘤に対する、

大きな手術を受けました。


長い入院を終え、

ようやく自宅へ帰ることができました。


しかし、

退院からわずか2日後、

胸の傷に異変が起きました。


創部感染が分かり、

再び入院することになりました。


傷口を開き、

毎日シャワーで洗い、

VAC療法と呼ばれる陰圧閉鎖療法を受けました。


胸の傷に機械をつけたまま過ごし、

洗浄や処置を繰り返しました。


再び退院した後も、

外来での治療は続きました。


創部感染が分かってから、

陰圧閉鎖療法を受け、

治療が終了するまでの経過は、

大動脈解離の手術後に創部感染|陰圧閉鎖療法を受けた体験

にまとめています。


約1年間の休職を経て復職しました

大動脈解離と大動脈瘤の治療によって、

私は長期間、

仕事を休みました。


治療が一段落した後、

約1年間の休職を経て、

会社へ復職しました。


復職初日は不安でしたが、

職場の人たちは温かく迎えてくれました。


最初の頃は、

また働けると思っていました。


無理をしすぎず、

少しずつ仕事へ慣れていけばよい。

そう考えていました。


復職後、仕事への不安が強くなりました

復職して3か月ほど経った頃から、

仕事への感じ方が少しずつ変わりました。


分からないことを確認しても、

安心できない。


担当する範囲が曖昧な仕事や、

進め方が決まっていない仕事に、

強い不安を感じる。


間違えることが怖くなり、

同じ資料やメールを、

何度も確認するようになりました。


仕事が忙しすぎたわけではありません。

職場で嫌な扱いを受けていたわけでもありません。


それでも、

仕事へ向かうことが、

少しずつ苦しくなっていきました。


メンタルクリニックを受診し、再び休職しました

眠れない。

理由もなく不安になる。

集中できない。

仕事中に視野がぼやける。


そんな症状があっても、

私は心の不調だとは思っていませんでした。


何度も心臓や大動脈の手術を受けていたため、

心臓や薬が原因ではないかと考えていました。


心臓の検査で大きな問題が見つからず、

その後、

初めてメンタルクリニックを受診しました。


診断書には、

「抑うつ神経症」

と書かれていました。


一度は復職したものの、

私はもう一度、

仕事を休むことになりました。


復職初日から、

仕事への不安が強くなり、

メンタルクリニックを受診して再休職するまでの経過は、

大動脈解離後に復職したものの再休職するまで|50代会社員の体験

にまとめています。


このブログは、病気の治療記録だけではありません

このブログには、

手術や入院の記録を書いています。


ただ、

病気の治療方法を説明するためだけのブログではありません。


大きな病気をした後、

何を考えたのか。


身体障害者になったことを、

どう受け止めたのか。


一度は仕事へ戻り、

なぜもう一度休むことになったのか。


仕事を休んだ後、

これからの人生をどうするのか。


病気によって変わった、

一人の50代会社員の生活と気持ちを書いています。


連載は第100話まで公開しています

連載では、

倒れた日のことから、

緊急手術、

入院生活、

人工弁、

身体障害者手帳、

再手術、

創部感染、

復職、

再休職までを、

一話ずつ書いてきました。


一つ一つの出来事や、

その時に感じたことを順番に読みたい方は、

人生、再起動中。」の連載一覧

からご覧ください。


第100話まで書いても、

私の人生には、

まだ結論がありません。


仕事に戻るのか。

別の生き方を選ぶのか。

これから何をするのか。


まだ、

何も決まっていません。


だから、

このブログの名前は、

今も変わりません。

人生、再起動中。

私はまだ、

その途中にいます。

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