大動脈解離後に復職したものの再休職するまで|50代会社員の体験

体験まとめ

私は急性大動脈解離で倒れ、

緊急手術を受けました。

その後も大動脈瘤の手術や創部感染の治療が続き、

長期間、仕事を休みました。


治療が一段落した後、

私は約1年間の休職を経て、

会社へ復職しました。


復職した当初は、

また働けると思っていました。

しかし数か月が過ぎた頃から、

仕事に対する感じ方が少しずつ変わっていきました。


この記事では、

復職初日から、

仕事への違和感や不安が強くなり、

メンタルクリニックを受診して、

再び休職するまでの経過をまとめます。


約1年間の休職を経て復職しました

久しぶりに会社へ出社する日は、

やはり不安でした。


長く仕事を休んでいます。

以前と同じように働けるのか。

職場の人たちは、

どのように迎えるのか。

そんなことを考えていました。


実際に出社すると、

多くの同僚が温かく迎えてくれました。


声をかけてもらい、

引き継ぎを受けながら、

私は、

またここで働けるかもしれないと思いました。


復職初日のことは、

久しぶりの出社。みんなが迎えてくれました

に書いています。


復職してしばらくは順調だと思っていました

復職してすぐに、

以前と同じ働き方へ戻ったわけではありません。


大きな病気と手術を経験し、

体力も落ちていました。

会社からも配慮してもらいながら、

少しずつ仕事へ戻りました。


最初の頃は、

大きな問題なく働けていると思っていました。


仕事から長く離れていたため、

慣れるまでに時間がかかることも、

ある程度は予想していました。


分からないことがあれば確認する。

無理をしすぎない。

一つずつ仕事を進める。


そんなふうに働きながら、

少しずつ元の感覚を取り戻せると思っていました。


3か月ほど経った頃から違和感が出てきました

復職して3か月ほど経った頃から、

仕事への感じ方が少しずつ変わりました。


復職直後のような緊張とは、

少し違いました。


自分の意見が通らないことが、

以前より気になる。

配慮してもらった仕事に、

物足りなさを感じる。

責任のある仕事を任されると、

不安になる。


自分でも、

何がつらいのか、

はっきりとは分かりませんでした。


仕事が忙しすぎるわけではありません。

職場で嫌な扱いを受けていたわけでもありません。


それでも、

何かがおかしい。

そんな違和感だけが、

少しずつ積み重なっていきました。


復職後に感じ始めた違和感については、

何かがおかしい。でも、その理由は分かりませんでした

に書いています。


病気の後だから疲れているだけだと思っていました

違和感があっても、

私は心の不調だとは考えていませんでした。


大きな手術を何度も受けています。

体力も完全には戻っていません。


だから、

病気の後だから疲れているだけ。

まだ仕事に慣れていないだけ。

そのうち元に戻る。


そう考えていました。


休めば治る。

慣れれば以前のように働ける。

私はまだ、

そう思っていました。


この頃の気持ちは、

『疲れているだけ』だと思っていました

に書いています。


プロジェクトに不安を感じるようになりました

決められた作業や、

手順の分かっている仕事は、

何とか進められました。


しかし、

担当する範囲や進め方が明確ではない仕事になると、

強い不安を感じるようになりました。


自分の認識は合っているのか。

担当する範囲はどこまでなのか。

自分が仕事を止めていないか。

何かを見落としていないか。


以前なら、

関係者と話しながら進めていたことでも、

間違えることが怖くなりました。


プロジェクトに対して感じるようになった不安は、

プロジェクトが、少し怖くなりました

に書いています。


確認しても不安が消えなくなりました

不安を減らすために、

私は以前より確認することが増えました。


「この認識で合っていますか。」

「私の担当はここまでで大丈夫ですか。」


返事をもらうと、

その時は安心します。


しかし、

しばらくすると、

また不安になりました。


何か勘違いしているかもしれない。

自分の理解が間違っているかもしれない。


同じ資料を何度も読み返し、

過去のやり取りを確認しました。


確認をすれば安心できると思っていました。

しかし実際には、

確認しても不安は消えませんでした。


その頃の状態は、

確認しているのに、不安は消えませんでした

に書いています。


間違えることが怖くなりました

仕事では、

誰でも間違えることがあります。


私も以前は、

失敗すれば修正し、

次に生かしていました。


しかしこの頃は、

「間違えてはいけない」

という気持ちが、

以前より強くなっていました。


資料を何度も見直す。

メールを送る前に繰り返し読む。

それでも安心できない。


慎重に仕事をしていたというより、

不安に動かされて確認していたのだと思います。


仕事そのものよりも、

間違えることへの恐怖が、

大きくなっていました。


その気持ちについては、

間違えてはいけない。その気持ちが強くなっていました

に書いています。


仕事を始めること自体が苦しくなりました

仕事は何とか続けていました。


それでも、

パソコンの前に座ると、

今日も間違えないだろうかと考えるようになりました。


メールを開くこと。

資料を確認すること。

仕事に取りかかること。


それまで普通にしていたことが、

少しずつ重くなりました。


仕事へ向かうことが苦しくなっていた時期については、

仕事へ向かうことが、少しずつ苦しくなっていました

に書いています。


それでも休むことは考えていませんでした

仕事が苦しくなっても、

私は休職しようとは考えていませんでした。


少し疲れているだけ。

もう少し頑張れば元に戻る。


そう思っていました。


一度長く休職しています。

復職して、

また仕事を始めることができました。


そのため、

もう一度休むことには、

抵抗があったのだと思います。


仕事を休むことを考えていなかった頃の気持ちは、

休むことは、考えていませんでした

に書いています。


心臓の不調だと思っていました

この頃には、

仕事への不安だけでなく、

体にも変化が出ていました。


眠れない。

理由もなく不安になる。

仕事中に視野がぼやける。

集中できない。

立ちくらみがする。


それでも私は、

心の不調だとは思っていませんでした。


何度も心臓や大動脈の手術を受けています。

そのため、

心臓や薬の影響ではないかと考えていました。


ホルター心電図の検査も受けました。

しかし、

大きな問題は見つかりませんでした。


心臓のせいだと思っていた頃のことは、

心臓のせいだと思っていました

に書いています。


初めてメンタルクリニックを受診しました

心臓の検査では、

症状の原因になるような問題は見つかりませんでした。


それでも、

眠れないことや、

不安、

集中力の低下は続きました。


そこで私は、

初めてメンタルクリニックを受診しました。


心の病気だと確信していたわけではありません。

一方で、

医師から少し休んだ方がよいと言ってもらいたい気持ちも、

どこかにありました。


初めて受診した日のことは、

初めてメンタルクリニックを受診しました

に書いています。


自分の状態をメモにまとめました

最初の診察を終えた後、

私は自分の状態を、

十分に説明できなかったように感じました。


眠れないこと。

不安になること。

集中できないこと。

仕事を始めることが苦しいこと。


次の診察ではきちんと伝えようと思い、

自分の症状や気持ちを紙にまとめました。


そのメモを医師に読んでもらい、

私は、

少し休みたいと思っていることも伝えました。


診断書には「抑うつ神経症」と書かれていました

医師は、

休職のための診断書を書いてくださいました。


診断書の病名欄には、

「抑うつ神経症」

と書かれていました。


私は、

その病名を知りませんでした。


適応障害という言葉は聞いたことがありました。

しかし、

抑うつ神経症という言葉を見たのは、

その時が初めてでした。


診断書を受け取った時のことは、

診断書に書かれていた病名を、私は知りませんでした

に書いています。


休みたかったのに、素直には喜べませんでした

私は心のどこかで、

仕事を休みたいと思っていました。


診断書が出れば、

仕事から離れることができます。


本来なら、

安心してもよかったのかもしれません。


しかし実際には、

安心だけではありませんでした。


また休むことへの不安。

職場への申し訳なさ。

これからどうなるのか分からない怖さ。


さまざまな気持ちが混ざっていました。


休職が決まった時の気持ちは、

休みたいと思っていたのに、素直には喜べませんでした

に書いています。


診断書を会社へ提出しました

診断書を会社へ提出し、

再び休職することになりました。


休職することは、

診断書を受け取った時点で決まっていました。


それでも、

実際に会社へ提出すると、

本当に仕事を休むのだという実感が湧きました。


一度は復職し、

また働き始めました。


その私が、

もう一度仕事から離れることになりました。


診断書を提出した日のことは、

診断書を会社へ提出しました

に書いています。


復職できたことと、働き続けられることは別でした

約1年間の休職を経て、

私は会社へ復職しました。


職場では、

多くの人に温かく迎えてもらいました。

最初は、

また働けると思っていました。


しかし、

復職して数か月が過ぎた頃から、

違和感が生まれました。


確認しても不安が消えない。

間違えることが怖い。

仕事を始めることが苦しい。

眠れない。

集中できない。


それでも私は、

疲れているだけだと思い、

働き続けました。


心臓の不調だと思って検査を受け、

そこで問題が見つからなかったことで、

初めてメンタルクリニックを受診しました。


そして、

抑うつ神経症と書かれた診断書を受け取り、

再び休職することになりました。


復職できたからといって、

そのまま働き続けられるとは限りませんでした。


一度仕事へ戻れたことで、

自分はもう大丈夫だと思っていた部分もあります。


しかし実際には、

自分でも気付かないうちに、

少しずつ働くことが苦しくなっていました。


再休職は、

突然決まったように見えます。


けれど振り返ると、

その前から小さな変化が続いていました。


何かがおかしい。

疲れているだけ。

もう少し頑張れば元に戻る。


そう考えながら働き続けた先に、

二度目の休職がありました。

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