不安を抑える薬を飲み始めました。
でも、2週間たっても、
私には大きな変化を感じることができませんでした。
それ以上に気になっていたことがあります。
私は、
前回の診察で、自分のことをうまく伝えられなかった気がしていました。
限られた診察時間の中では、
頭の中が整理できません。
何を話せばいいのか分からなくなってしまい、
本当に伝えたかったことを話せていない。
そんな気持ちが残っていました。
そこで私は、
大動脈解離で倒れた日から現在までの出来事と、
その頃に感じていた症状を、
時系列に沿って紙にまとめました。
先生は、
そのメモを丁寧に読んでくださいました。
そのうえで、
私も「少し休みたいと思っています。」
と、自分の気持ちを伝えました。
先生は、
休職のための診断書を書いてくださいました。
診断書を受け取り、
病名の欄を見た時、
私は少し驚きました。
そこには、
「抑うつ神経症」
と書かれていました。
正直に言うと、
私はその病名を知りませんでした。
「適応障害」なら聞いたことがあります。
でも、
「抑うつ神経症」という言葉は初めて目にしました。
自分は、
そんな状態だったのか。
診断書を見つめながら、
私はしばらく、その病名の意味を考えていました。


コメント