仕事では、
誰でも間違えることがあります。
私も、それまで何度も失敗を経験してきました。
そのたびに修正し、次に生かしてきました。
でも、この頃の私は違いました。
「間違えてはいけない。」
その気持ちが以前より強くなっていました。
だから何度も確認します。
資料も見直します。
メールも送信する前に読み返します。
それでも、不安は消えませんでした。
もし私の勘違いだったら。
もし大事なことを見落としていたら。
そんな考えが頭から離れなくなっていました。
もちろん、
仕事では慎重に確認することは大切です。
それ自体は悪いことではありません。
でも、その頃の私は、
慎重だったのではなく、
不安に動かされて確認していたのだと思います。
確認をしても安心できない。
だから、また確認する。
その繰り返しでした。
返事をいただくと、その時は安心します。
でも、その安心は長くは続きませんでした。
しばらくすると、また不安になるのです。
それでも私は、
「少し気にしすぎているだけ。」
そう思っていました。
仕事の進め方が少し変わっただけ。
その程度にしか考えていなかったのです。
今振り返ると、
あの頃の私は、仕事そのものよりも、
**「間違えることへの恐怖」**と戦っていたのだと思います。
その恐怖は、少しずつ大きくなり、
仕事そのものを見る余裕を奪っていきました。


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