管理職を降りることを決めた理由

病気になる前、私は管理職でした。

長い間その立場にいましたし、それなりに責任もありました。


でも実は、病気になる前から考えていたことがあります。

管理職を続けるべきなのだろうか。

ということです。


私は昔から、仕事が得意な人間ではありませんでした。

もちろん長く会社にいたので、経験はありました。

その経験が役に立つ場面もあったと思います。


それでも、自分には管理職として足りない部分があると感じていました。

特に、

部下をうまく評価できているだろうか。

ということです。


メンバーは頑張っています。

成果も出しています。

でも私は、その頑張りを上司にうまく伝えられている自信がありませんでした。


本来、管理職は部下を守る立場です。

頑張っている人を評価してもらうために動く立場です。

でも私は、それが十分にできていないのではないか。

そんな思いがありました。


病気になったことで、その気持ちはさらに強くなりました。

体力も以前ほどではありません。

以前と同じように働ける保証もありません。


そして私は管理職を降りることを決めました。

病気だけが理由ではありません。

でも病気が、その決断を後押ししたことは間違いありません。


もし病気になっていなかったら、どうなっていたのかは分かりません。

そのまま管理職を続けていたかもしれません。

あるいは、別の形で限界を感じていたかもしれません。


ただ、今でも思うことがあります。

病気になったことが、管理職を降りるきっかけになったのは事実です。

でも私は以前から、そのことを考えていました。


だからこそ、

会社から「お前にはもう無理だ」と判断される前に、自分で決断できたことは良かったと思っています。


病気になったから管理職を続けられなくなった。

そういう話ではありません。

以前から抱えていた迷いに、自分なりの答えを出しただけです。


正しい判断だったのかは分かりません。

でも少なくとも、自分で考え、自分で決めた。

そのことに後悔はありません。

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